NHKおしゃれ工房の月イチ着物特集『めしませきもの』今回の講師は石田節子さん。
もう箪笥のこやしとは言わせない、ということで今手持ちの物をなんとかしよう、というコンセプト。
しみ抜きや、洗い張りして仕立て直ししたり、裄や身丈を出したり、染め直ししたりして着てみましょう、という感じ。やってる過程や出来上がったものを見られるのは面白い。
しかしこれ見て「そうか、やってみよう」と思って…実際やろうとすると結構お高くつくことになる可能性が。
七緒の仕立て直し特集にあった「この着物はそこまでお金と時間をかけて直す価値はあるか」を考える、ってのは大事だと思う…。
とりあえずわたくしも母親からそのまま譲り受けた箪笥の中身(といってもたいして量はない)や、骨董市で買ったものをなんとかせねば←中途半端に技術があるのでどこまで外注に出すか判断に悩むのだ。柔らかものには手を出す気はないが、それ以外は微妙…。
とりあえず現在は夏の薄物(紗でも絽でもない先染め…だが紬ではない感じ。夏お召か?)の寸法直し中。
裄と身幅直しだけでいいかと部分的に解いたら、繰り越し揚げが身八つ口より上にある謎な状態だったので、揚げも解いて直す羽目になったり。洗い張りした方がきれいになるんだろうけど、一番面倒な衿は縫い直したくないんだな(笑)。
袖丈も長いのだが、先日ポリ絽の反物を調達したので、替え袖作ればいいかなと。
母親から中身ごともらった箪笥内にあったのだが、母親のものにしては裄が短すぎる←わたくしと身長はほとんど変わらず。身丈も微妙に短め…
←ただリサイクルなどの短め丈から着物を着始めたわたくしは、和裁教室で仕立てた自分丈の着物を着るときの腰ひもの位置をまだ把握していない(苦笑)。腰骨で締めるくせがあるのでお端折りが長くなりすぎる…。