朝日新聞土曜日の隔週連載『
音楽人File』。現在は写真家の三吉ツカサ氏が担当されている。
普通は、まず写真を認識して、それから写真家の名前や本人の姿かたちを知ったりするわけです(
メディアにマメに出てこられてるような、超有名な方は別ですが)。…しかし三吉氏の場合は本人を一番最初に知る、という超変則な状態だったのだ(笑)。
「ブラフのライヴにいつもいるカメラのにーちゃん」がわたくしの認識。
…いや多分他のパンク系のライヴでもいらっしゃったと思うんですが、カメラマンの方がいることの多い、ステージ近辺(特にステージ前と最前の空間あたり)が把握できるような位置で見てるのは
ブラフマンのライヴくらいだったので。
概してコア/パンク系はただでさえ男子率が高いうえに、縦も幅もあるガタイがいいにーちゃんが多いので(
ギター系のロックだと割と細身男子が多い…)下手に暴れん坊ゾーンに入ると危ないし、前に突っ込むとつぶされるという(苦笑)。そのためたいてい暴れん坊ゾーンのヘリで踊ったり跳ねたりしてたわけですな。
それを乗り越えても「見たい」モードに入ってたのでブラフマンは前にいた、という(
イベンター先行でチケットを取ってたので整理番号が良かったせいもある)。たいてい最前ど真ん中。
まぁそこでも押しつぶされそうになったりダイバーのせいで首やられそうになったりコンタクト飛ばしたりはしましたが(苦笑)。
なので、今回の写真のキャプションに「ダイブする観客。僕の上に落ちてくる人もいて、月に1本はレンズが犠牲に」とあって「やっぱり!」と思ってしまった…。
そしてそんな状態で、今回の記事にあった『
IMMANEeNT BRAHMAN 2001-2003』では友人とともにうっかり写っていたりもします(爆笑)。
まぁあくまで背景だし、しかもわたくしは顔半分くらいだしな…←たぶん本人以外は分らないと思う。
ちなみに別の友人は
ミッシェルの写真集で「ライヴ前の風景」で背景ではなく被写体と化していた。しかも当時、周囲の人は見つけたのに本人だけしばらく知らない状態(
あえて教えていない)だったので面白かったのだ…。
さすがに最近はそういうライヴはあまり行ってません。体力を考えて…ではなく、単に日程の問題だったりします(笑。
しかしもう前方に行く気力体力はない…)。あとそういう系統の新規開拓もしてないからなぁ(
←iPod内のコア/パンク系は今は亡きバンド率が高くなっている(遠い目))。
ちなみにわたくしの風貌だとそういう系統の音楽を聴くようには思われないことが多い。ので、ネタに写真集を見せるとそこにいること自体より客席の状況みてドン引きされますな(笑)。たしかにアラサー女子(当時)がいる場所じゃない…。